燃料デブリの試験的取り出しについて、東京電力は採取に向けた最終的な確認作業を行っている。

福島第一原子力発電所2号機で行われている燃料デブリの試験的取り出し作業は、9月17日で着手から1週間。東京電力は、17日朝から取り出し用のロボットの先端を格納容器の底に吊り下ろす作業など燃料デブリの採取に向けた最終的な確認作業を続けているということだ。

準備が整い次第、直径5ミリメートル以下の燃料デブリを採取。その後、1週間ほどかけてロボットを格納容器の外に戻して、初めて燃料デブリを取り出す計画だ。

事故を起こした1号機から3号機には、約880トンの燃料デブリがあると推定されている。

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