自民党総裁選挙は、9月12日に告示されます。
上川外相が11日に記者会見して立候補を正式に表明し、過去最多の9人が立候補する見通しです。

上川陽子外相:
総理を目指し、ここに総裁選に立候補することを表明します。日本の新しい景色、ぜひ一緒につくろうではありませんか!

また、野田元総務相と斎藤経産相は、立候補を断念すると表明しました。
これで総裁選は、過去最多の9人が争う構図が固まりました。

告示を前に、各候補は次のように述べています。

石破茂元幹事長:
私は全身全霊、最後の戦い、この選挙、勝ち抜いてまいります。

高市早苗経済安保相:
(総裁選立候補は)2回目ですから、勝ちにいくという強い気持ちを持って、頑張って駆け抜けてまいります。

林芳正官房長官:
思いのたけ、そして政策を掲げて、堂々と論戦を行って、最後まで勝ち抜いていきたい。

加藤勝信元官房長官:
国民の所得倍増を命がけでやっていくんだ、この強い思い。全力で取り組みます。

小林鷹之前経済安保相:
世界をリードする日本を作る、このことを正面に掲げて訴えていきたい。

河野太郎デジタル相:
いよいよ12日から始まりますので、頑張ります。政策議論がしっかりできるような討論の場を楽しみにしています。

小泉元環境相は、新潟・長岡市のコメづくり農家を視察しました。

小泉進次郎元環境相:
農家の皆さんの手取りが、収入が上がっていく地方創生、しっかりと進めていきたい。

茂木幹事長は、地元である栃木・足利市のかつて通っていた小学校の分校を訪れました。

茂木敏充幹事長:
地方の活力アップをしていく、これが私の政治の原点だと思う。

総裁選の候補は、27日の投開票に向け、激しい攻防を繰り広げます。

一方、立憲民主党の代表選挙に立候補した野田元首相、枝野前代表、泉代表、吉田衆院議員の4人は11日、石川県の能登半島地震の被災地を視察しました。

代表選は、23日に投開票が行われます。

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