自民党の総裁選挙で、立候補に意欲を示していた斎藤健経済産業相が11日夜、記者団に対し、「総裁選の戦いから撤兵する」と述べ、立候補を断念したことを明らかにした。

斎藤氏は、「わが陣営は、志高く捨て身の覚悟で集結した仲間ばかりで、誇りに思っている」とした上で、「結果は大変残念だが、私自身は、大きなものを得ることができたのではないかという気がしている」と述べた。

総裁選は、9人の争いとなる見通し。

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