自民党総裁選挙に立候補を表明している茂木敏充幹事長は11日、自身が育った栃木県足利市内の分校の跡地を訪れ、「私の原点だ。地方の活力アップをしたい」と述べた。

茂木氏が訪れた旧足利市立北郷小学校の月谷分校は、JR足利駅から車で約5キロ北上した山間地に位置する。

茂木氏は記者団に対し、「ここに通っていた頃を覚えている。すべての原点がここにある」と当時をふり返り、12日の総裁選告示を前に「ここからもう一回スタートしよう」という思いで分校を訪れたと説明した。

そして、「経済を再生することで、誰もが活躍の場がある社会を作りたい」と意気込みを示した。

幼少期から茂木氏を知る幼なじみも、「としみっちゃん、頑張って!」とエールをおくった。また、茂木氏と一緒に登下校した板橋道夫さんは、茂木氏は「みんなの憧れだった」とした上で、「トップになって日本を変えて頑張ってほしい」と述べた。

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