9月の定例県議会が11日に開会し、県立大学の設計費などを盛り込んだ約87億円の補正予算案が提出されました。

【山口知事】
「県立大学の早期開学に向けて、ハード面である設計業務に着手することと併せ、ソフト面である教育内容に関しても、大学の根幹となるカリキュラム体系や内容、教員の規模など、専門家チームと共に検討を加速させたい」

11日に開会した定例県議会には、約87億1000万円の一般会計補正予算案などが提出されました。
このうち、県立大学については設計者の選定費用として約470万円、今後発生する建物の改修設計や、新校舎の建築費用をあらかじめ決めておく「債務負担行為」として約6億6000万円が盛り込まれています。
県は、県立大学について佐賀市にある佐賀総合庁舎の本館を改修し、南側にある別館を解体した場所に新校舎を建設するとしていて、開学時期については当初の目標より1年遅らせ2029年4月としています。

9月定例県議会は9月18日から20日まで一般質問が行われ、10月3日に閉会する予定です。

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