自民党総裁選挙に立候補表明した高市経済安保相は10日夜、政策に関するリーフレットを党員らに送付していたことが、カネのかからない選挙のため個別のパンフレット郵送を禁じた自民党の方針に反するとの指摘が出ていることについて、「全く違反行為にはならないと思う」と釈明した。

高市氏はリーフレットについて「7月に原稿を書いて、8月1日に配送業者の方に渡した」「私の手は8月1日の時点で離れていた」と述べた。

その上で「総裁選挙には全く触れていないし、7月の時点で推薦人も集まるかどうかわからない、自分も総裁選挙に立候補するかしないかもわからなかった」と語った。

さらに高市氏は、「お盆あたりから8月下旬にかけて郵送作業は終えていますということだったので、全く違反行為にはならないと思う」と釈明した。

文書の郵送禁止は、9月3日の自民党の総裁選挙管理委員会で決定されている。

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