高市経済安保相が9日午後、自民党総裁選への立候補を表明し、「日本をもう一度、世界のてっぺんに」と述べました。

高市経済安保相:
私、高市早苗は、自由民主党総裁選挙に立候補をいたします。皆さま、私は「日本をもう一度、世界のてっぺんに押し上げたい」そう考えております。できるに決まってます。

高市氏は、「サナエあれば、憂いなし」とのキャッチフレーズを背負い、会見に臨みました。

高市氏の立候補は、前回2021年に続き2回目で、党内保守派の最大の受け皿として「総合的な国力の強化が必要だ」と訴えました。

また、高市氏は「令和の省庁再編に挑戦する」と述べ、情報機関の司令塔として「内閣情報局」と、関係閣僚らによる「内閣情報会議」の設置を掲げました。

さらに、政治とカネを巡っては、「会計・財務の専門家の力も借りて、使いみちの公平性と公正性を担保できる仕組みを作る」と述べました。

この他、選択的夫婦別姓について、9日の会見であらためて慎重な立場を示しましたが、小泉元環境相は「選択的夫婦別姓で名字が変わる、そういったことによって(家族が)崩壊するのは、私はそれは当たらないのではないか」と、賛成の立場を示しています。

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