自民党の小泉進次郎元環境相は9日、都内で経団連の十倉雅和会長と15分ほど会談し、総裁選への出馬方針を報告した。会談後、記者団に「圧倒的なスピードで改革を進めていきたい。ともに改革を前に進めていく要請みたいな思いを伝えた」と述べた。

賃上げや労働市場改革、エネルギー政策などを巡って意見を交わした。小泉氏は解雇規制や労働時間規制の緩和を掲げている。

小泉氏は6日の記者会見で首相になれば1年以内に選択的夫婦別姓を実現する法案を国会に提出する意向を表明した。経団連側の出席者から「そこまでの覚悟を示されるとは」と前向きな評価があったと明かした。

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