自民党の総裁選をめぐり、立候補を表明した小泉元環境相は7日午後、東京・銀座の交差点で街頭演説を行い、数千人が演説に耳を傾けました。

7日の銀座は32度を超える厳しい暑さとなる中、小泉氏側によりますと、5000人の聴衆が集まったということです。

自民党・小泉進次郎元環境相:
今回の総裁選は、自民党が変わるか。本当に変えられるのは誰かを選ぶ選挙。

小泉氏は総理総裁になったら1年間で実行する改革として、賃上げ加速につながる「労働市場改革を抜本的に行う」と述べました。

立候補を表明した林官房長官は、東京・渋谷区のリハビリ施設を訪問したあと、小泉氏が掲げる「早期の解散総選挙」について「必ずしも総裁選で争点にすることではなく、総裁になったら状況判断する」と小泉氏との違いを示しました。

また河野デジタル相も、マイナンバー保険証を活用する薬局の視察を行ったほか、石破元幹事長は鹿児島、茂木幹事長は地元・栃木、小林前経済安保相は愛媛と、地方でも総裁選に向けた訴えが広がっています。

また、女性のキャリアアップに関する視察を行った加藤元官房長官は、来週10日、高市経済安保相は9日に立候補の表明を予定していて、総裁選は、過去最多の候補者となることが固まっています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。