記者会見で政策を発表する茂木氏(5日、東京都港区)

自民党の茂木敏充幹事長は5日の記者会見で、党総裁選の公約とする政策を発表した。半導体の製造拠点やデータセンターを地方に誘致し「日本列島を再改造する」と発言した。女性の活躍を促すために「3年以内に全ての障壁を撤廃する」と述べた。

茂木氏は大都市に大学や教育機関が集中していると触れ「知の一極集中を是正する」と説明した。特色のある地方大学を育成すると掲げた。製薬業界の再編を促してジェネリック医薬品の価格を大幅に下げると主張した。

外交政策では北朝鮮による日本人拉致問題を解決するために日朝首脳会談の早期実現を目指すと言及した。日米同盟を基軸としつつ、台頭する新興・途上国「グローバルサウス」との関係強化に取り組むと言明した。

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