林官房長官は5日午前の記者会見で、ベラルーシで日本人の「情報機関員」が当局に拘束されたと現地で報じられたことについて、事実関係を認め、邦人保護のためできる限りの支援を行っていくと強調した。

林長官は「在ベラルーシ日本国大使館は、現地時間7月9日に50代の邦人男性1名が国内法違反があったとして現地当局に拘束されたことを確認をしている」と明らかにした上で、「大使館において邦人保護の観点から領事面会を行うとともに、関係者との連絡等できる限りの支援を行っている」と述べた、

拘束された日本人の健康状態に特段の問題は生じていないという。

林長官は「本件については拘束理由、拘束に至った経緯、人定等の詳細については、現地当局が捜査中の事案であり、個人情報にあたるため答えは差し控える」とした上で、政府として引き続きできる限りの支援を行っていくと強調した。

ベラルーシの国営テレビは、日本人男性がウクライナとの国境で軍事施設を撮影するなどして拘束されたとして、男性を「情報機関員」と主張していて、男性は当局にスパイ認定された可能性がある。

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