県や地元自治体が再三に渡り中止を求めているにもかかわらず、アメリカ軍は3日、嘉手納基地でのパラシュート降下訓練を実施しました。訓練が強行されるのは2024年に入って7回目です。

喜屋武奈鶴記者:
「午後1時20分過ぎました今、航空機から1人、2人と兵士が降下していく様子が確認できます」

午後1時20分頃に始まった訓練では9人の兵士が降下し、その30分後にも訓練は行われ、午後3時までにあわせて13人の兵士が降下する様子が確認されました。

パラシュート降下訓練は例外を除いて伊江島補助飛行場で行うことになっていますが、アメリカ軍は伊江島補助飛行場の滑走路の整備が十分でないとして、嘉手納基地で訓練を強行しています。

嘉手納基地での訓練は今年に入って7回目で恒常化しています。

嘉手納基地周辺の自治体でつくる三連協は、住民の平穏な生活を守るという立場から容認することはできないとコメントしていて、引き続きアメリカ軍に訓練を行わないよう求めていくとしています。

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