自民党の総裁選挙をめぐり、岸田政権のNo.2の林芳正官房長官が国会内で記者会見し、「人に優しい政治」を掲げて立候補を表明しました。
林官房長官：
この大変難しい状況の中でありますが、自民党総裁選挙への出馬を決意させていただきました。現在、自民党は「政治とカネの問題」によりまして、大変信頼を損ねる事態となっております。多大なご迷惑・ご心配をおかけしましたことを、まずもって深くおわびを申し上げます。
林長官は、「全力で自民党の信頼回復に努め、共感を得られる政治を取り戻したい」と強調しました。
また、党の支出を精査して、政党交付金の国会議員への配分を見直し、「パーティーの収入への依存度を減少させたい」と述べました。
林官房長官：
より明るい未来に向かって、安定した、国民の皆さんが安心できる「人に優しい政治」、「仁の政治」を行っていきたい。
林長官の総裁選への立候補は2012年以来、2度目となります。
一方、すでに立候補を表明している石破元幹事長は、国会内で党所属議員へのあいさつ回りを行いました。
また、6日に立候補を表明する小泉元環境相が東京都内の特別養護老人ホームを視察するなど、各陣営も活発に活動しています。
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