四国中央市の課長が市議会の議長にパワハラを受けたと訴えていた問題で、篠永誠司議長が3日に責任をとり議員を辞職しました。問題の行動は市から議会に調査依頼を受け、議長は職員の意向をふまえ厳重注意の指導を受けたとしています。議長のコメントは次の通りです。

【篠永議長のコメント】
一連の新聞報道等を受けて、市政及び市議会を混乱させてしまい、市民・市議会の皆さまに深くお詫び申し上げます。

4月2日の事案(課長がパワハラと訴え)につきましては、議会が以前、市に提出した政策課題の取り扱いの協議中に見解の違いからお互いに激高し言い争った中での出来事でした。

仲裁に入った数名の職員の前で、お互いに謝罪し、翌日にも電話でお互いに謝罪したことから、私は和解したものと判断していました。しかし職員の心情を察すれば完全解決ではなかったようで、8月になってから市に対して相談がなされたものです。

その後、市から議会に対し、8月26日付「市議会議長の市職員に対する不適切な言動が疑われる事案への調査依頼について申し入れ」を受け、議会内において、事実確認の調査を行って頂き、8月29日に議員全員協議会での承認を得て、市に回答を済ませたとのことから、議長という立場上、議会としてのけじめがついたことを受け、一連の責任を取り議員を辞職する判断に至りました。

このようなことを二度と起こさないよう猛省するとともに、改めて深くお詫び申し上げます。このような形で議員生活を終えるに至ったことは、じくちたる思いもありますが、しっかりと反省し、原点に戻り四国中央市の明るい未来実現のために精一杯尽力したいと思います。

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