福岡市の高島市長は、台風10号が近づいていた中で8月29日に市内の小中学校で休校としなかった対応について謝罪しました。

◆福岡市 高島市長
「市政の最高責任者として、保護者の皆さん児童をそのような中で登校させたということは大変申し訳なく思っていますし、今後このようなことを決して起こさないように」

台風10号が接近していた8月29日、福岡市立の多くの小中学校では児童や生徒をいったん登校させたあと一転して急きょ、一斉下校させる判断をして保護者などから批判の声が上がっていました。

この問題を受けて高島市長は、今後は最悪のケースを想定して早い段階で小中学校の休校などの判断を行ってほしいと、市の教育委員会に要望したことを明らかにしました。

教育委員会としては北九州市など迅速な休校判断ができた自治体の事例を参考にして、今後の対応策を検討していきたいとしています。

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