自民党総裁選挙への立候補を表明している河野太郎デジタル相は、国政選挙や地方選挙に立候補できる被選挙権について、「18歳まで引き下げたらいい」と述べました。

河野デジタル相:
選挙権は18歳ですけども、被選挙権は25歳だったり30歳です。若い人の政治参加というのが私は大事だと思っていて、被選挙権も18歳まで引き下げたらいいのではないかと思っております。

また、河野氏は、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」で、首相になったら、自身が派閥を離脱するだけでなく、閣僚や自民党の三役にも派閥離脱を求める考えを示しました。

総裁選立候補を表明している小林前経済安保相は兵庫・神戸市で、石破元幹事長が主張する防災省の創設に否定的な考えを示しました。

小林鷹之前経済安保相:
防災省という組織の話になりますと、私は屋上屋を架すことになるのではないかと思っておりまして、その必要性というものは特段感じません

一方、立憲民主党の代表選挙への立候補を表明している枝野前代表は、3年前の衆議院選挙での共産党などとの選挙協力について、「ものすごく反省している」と述べました。

立憲民主党・枝野前代表:
目指す社会が違うのに、あまりガッチリと組むということは、われわれが目指すものが見えにくくなるという状況を作ってしまったという意味では、ものすごく反省しています。

枝野氏は「全国共通してどこかの党と組むことをやっている限り、政権は取れないと確信している」と述べ、共産党などとの全国一律の選挙協力に否定的な考えを強調しました。

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