核兵器のない世界に向け各国の未来のリーダーが学びあう国連主催の初めての勉強会が28日から広島市内で始まりました。

原爆資料館を訪れたのは、核保有国を含む37カ国から集まった20~30代の若者です。
今回の勉強会は、核兵器のない世界へ向け岸田総理大臣が掲げる「ヒロシマ・アクション・プラン」の一環で国連に創設した「ユース非核リーダー基金」により初めて開催されました。

28日は広島市の松井市長が広島市の平和への取り組みについて講演したあと、被爆者の小倉桂子さんが英語で被爆証言しました。
参加者は、事前に3カ月間、核軍縮についてオンラインで学んでいて、今回は核兵器のない世界を達成するためのネットワーク作りを目的に被爆地、広島と長崎の訪問が実施されました。

会場では、ロシアとウクライナからの参加者も隣どうしで座り学んでいました。

【ロシアから参加したクセニヤ・ピールナウスカイヤさん】
「核兵器が過去のものになるよう貢献していきたい」

参加者は29日、具体的なアクションプランを発表する予定です。

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