福島県西郷村で問題となっている盛り土・盛土をめぐり、県内で初めてとなる行政代執行がはじまった。

福島テレビ・浅野晋平記者:「道路や住宅のすぐ横で20メートルほどの高さに造成されたこちらの盛土、いま重機が入りようやく工事に着手されました」

福島県内で初めての盛土規制法に基づく行政代執行は、西郷村真船で午前10時すぎからはじまった。

この盛土をめぐっては、大雨で土砂が流出し住宅に被害が及ぶ可能性があるとして、県が盛土を造成した男性に改善命令を出していたが、現場の改善はみられず、行政代執行に踏み切った。工期は2025年3月19日までで、高さを低くし勾配が緩やかになるよう盛土の一部を撤去する。

福島県は行政代執行の経費として2億5500万円の補正予算を専決処分していて、盛土を造成した男性の刑事告発も検討している。

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