自民党総裁選を巡り、自民党で唯一残っている麻生派が27日午後、神奈川・横浜市で研修会を開き、会長の麻生副総裁は、麻生派に所属する河野デジタル相を支持することを原則とする一方、他の候補の支援も容認する考えを示しました。
河野デジタル相が所属する麻生派の研修会で、会長の麻生副総裁は河野氏への支援を示しましたが、派閥単位で河野氏に一本化することはしない考えを示しました。
自民党・麻生副総裁:
河野太郎を同志として、しっかり応援していきたい。一致結束、(箱)弁当みたいに縛り上げるつもりは全くありません。
27日、河野氏は出馬表明から一夜明け、議員会館で支援の呼びかけを行いました。
また、政治とカネの問題を巡り、石破元幹事長は「ルールを守る自民党が大前提だ」と述べた他、小林前経済安保相は講演で、今国会で成立した政治資金規正法の改正は「まだ道半ばだ」と述べました。
さらに、立候補を目指す高市経済安保相は27日夜、支援を受ける議員らと会合を行った他、上川外相は推薦人集めを続けています。
今週から来週にかけて、小泉元環境相、林官房長官、茂木幹事長が出馬を表明する見通しです。
一方、同じく9月に行われる立憲民主党の代表選に向けて、枝野前代表はあいさつ回りを行いました。
また、泉代表は、西村代表代行、逢坂代表代行らと意見交換を行った他、野田元首相は週内にも出馬表明する方向で調整を続けています。
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