任期満了に伴う大阪府箕面市長選が25日投開票され、無所属新人の元府議原田亮氏(38)が、政治団体・大阪維新の会の現職上島一彦氏(66)、無所属新人の元府職員小林友子氏(76)=共産推薦=を破り、初当選を果たした。維新所属の現職首長が敗れるのは初めて。

投票率は49.98%で、前回選を0.64ポイント上回った。

維新は代表の吉村洋文知事が応援に入ったが、及ばなかった。府内では新人を擁立した4月の大東市長選に続く敗北となる。

原田氏は元自民党府議。選挙戦では「子育て・教育世界一」を掲げた。小林氏は福祉制度の充実を主張。上島氏は医療環境整備を訴えた。

上島氏は2025年大阪・関西万博を巡り、6月の市議会で「万博行くなよ」と共産市議にやじを飛ばし、撤回に追い込まれていた。〔共同〕

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