視察先で記者団の取材に応じる泉健太氏=京都府長岡京市で2024年8月24日午後2時4分、源馬のぞみ撮影

 立憲民主党の泉健太代表は24日、9月7日告示、23日投開票の党代表選での自らの去就について、「難しい3年間の務めを果たしてきた自負はある」と述べ、再選に向けた意欲を改めて示した。視察先の京都府長岡京市で、記者団の取材に答えた。

 一方で、出馬表明の時期については「これまでさまざまな方のお話をうかがい、次の党のあり方に向けたいい話し合いができている。来週も皆さんと話し合いをしながら、最終的な身の振り方を考えていきたい」と述べるにとどめた。

 代表選に立候補するには国会議員20人の推薦人が必要だ。泉氏は「各議員も真剣に考えて判断することで、ギリギリまで考え続けている方も大勢いる。皆さんにこれまでのこと、今後のことをできる限り伝え、どういう考えかわかっていただけるようにしていく」と語った。

 代表選を巡っては、枝野幸男前代表が立候補を正式表明。野田佳彦元首相も出馬に向けて調整している。泉氏は「国会議員であれば代表選に出られるので、それぞれの方の判断だ」と述べたうえで、野田氏について「大きな幹だ。党の精神的な支柱ということも含めて、我が党の中で求められている安定感を持っておられる先輩議員」と語った。【源馬のぞみ】

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