自民党総裁選挙は、小泉元環境相が30日にも立候補を表明する方向で調整に入りました。
国会記者会館から、フジテレビ政治部・福田真子記者が中継でお伝えします。
国民人気が高い小泉氏が立候補表明の日程を固め、総裁選挙の各陣営の攻防が激しくなりそうです。
小泉氏は、石川県の能登半島地震の被災地を訪れています。
30日にも立候補を表明する方向で調整に入り、「選挙の顔」としての支持が広がるか注目されます。
この後、記者団の取材にも応じる予定です。
24日、地元・鳥取県で立候補表明をする石破元幹事長は、今回5回目の総裁選挑戦で「最後の戦い」を強調しました。
自民党・石破元幹事長:
最後の戦いになります。原点に戻って総決算の最後の戦いに挑む。そういう思いです。
――世論の支持が高い2人も出馬意欲を高めているようだが、ほかの人たちの動きは?
岸田首相自身は表だった支援を控えているんですが、旧岸田派の現職閣僚2人は動きを加速させています。
林官房長官は23日、今後の対応を協議するため自身に近い議員らと会合を開きました。今回参加した議員の大半は、旧岸田派です。
他にどれだけ支持を広げられるかがポイントとなります。
27日にも立候補表明する方向で、台風の状況などを踏まえた上で最終判断します。
一方、上川外相の周辺は「女性リーダーの誕生で社会に激震を走らせたい」と話し、女性閣僚経験者などに派閥横断で支援拡大を図っています。
上川外相は午前10時ごろ、「全力で立候補に至るまでの大切な時ですので、しっかりとやっていきたい」と述べています。
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