■高市氏「今回こそ総裁選を勝ち抜きたい」
来月27日に投票が行われる自民党の総裁選。
高市早苗経済安全保障担当大臣(奈良2区選出)が来週にも出馬を表明することが分かりました。
これで自民党総裁選は6人以上が出馬する見通しの乱戦模様となりました。
前回の総裁選で、安倍元総理の支援を受けて善戦した高市経済安全保障担当大臣。
21日夜、陣営の議員と対応を協議し、「今回こそ総裁選を勝ち抜きたい」と決意を表明しました。
しかし3年前に高市大臣の推薦人だった小林鷹之前経済安保大臣が今回は出馬を表明し保守票の奪い合いとなる可能性が指摘されていて、高市大臣の陣営としては、「安倍路線の継承」を強く打ち出し、差別化をはかりたい考えです。
さらに上川陽子外務大臣が出馬した場合について、周辺は「女性票の取り合いになる」と警戒しているほか、出馬を検討している加藤勝信元官房長官との「支持層かぶり」も懸念されています。
自民党総裁選挙には10人以上が出馬に意欲を示し、うち6人以上の出馬が濃厚となり、乱戦模様になっています。
一方、来月23日に行われる立憲民主党の代表選挙には枝野幸男前代表が出馬を表明。
【立憲民主党 枝野幸男前代表】「人間中心の経済という新しい時代のビジョンを掲げ、国民政党へと進んでいきます」
現職の泉健太代表(京都3区選出)が再選を狙っているほか、野田佳彦元総理、馬淵澄夫元国土交通大臣(奈良1区選出)、江田憲司元代表代行の名前も挙がっています。
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