自民党の石破茂元幹事長は19日、国会内で記者団に9月の総裁選への出馬に必要な推薦人20人の確保を巡り「さらに確実なものになりつつある」と語った。「今日新しく推薦人になると言ってくださる方が何人かいた」と明かした。最終確認を進め、早ければ週内に立候補を表明する。

推薦人になる意向があると聞いた議員に対面で重ねて話をすると述べた。石破氏は18日のフジテレビ番組で、推薦人の確保のめどは「ほぼつきつつある」と20人集まったことを認めていた。

当初は地元の鳥取県で記者会見を開く考えを示していたが、都内で記者会見を開く可能性があるとの見通しを示した。その場合でも「最初に(地元の)議会、行政、後援会の方に電話でお伝えする」と説明した。

総裁選に出馬した場合に掲げる政策として「防災省」の創設とミサイル攻撃から身を守るシェルターの整備を改めて強調した。「どうやって一人ひとりの国民の命と暮らしを守るかということにもっと真剣に取り組みたい」と主張した。

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