立憲民主党の小川淳也前政調会長は11日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演し、代表選での再選を目指している泉代表の党運営について、一定の評価をする一方で「党に対する積極的な期待や支持が十分かといえばそうではない」と指摘した。

番組の中で小川氏は、「泉さんが一番厳しい時期を非常に辛抱強くにこやかに党を引っ張ってきたことは多とすべきだと思っている。ただ、現状、党に対する積極的な期待や支持が十分かといえばそうではない」と指摘した。

その上で9月23日に投開票が行われる立憲の代表選挙について、「改めて自民党に勝るとも劣らぬ人材の多様性と色々な可能性を国民に見てもらえるような代表選挙にすべきだ」と強調した。

代表選に向けては、枝野前代表が出馬を表明したほか、現職の泉代表が再選に向けて準備を進め、野田元首相や小川氏の立候補を期待する声も出ている。

小川氏は、自らの立候補の可能性を問われると、立候補に必要な20人の推薦人確保について「自民党だと80人の推薦人を集めるのと同じだ。容易ではないことはよく自覚している」と強調した上で、「こういう時に腰を引けては駄目だ。しかし、前のめりになり過ぎてもよいことは何もない。落ち着いた姿勢、態度も若手だからこそ求められることもある」と述べた。

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