参院予算委で答弁する岸田首相(24日)

岸田文雄首相(自民党総裁)は24日の参院予算委員会で、衆院3補欠選挙の結果に関し「私への判断も含まれる」と述べた。「選挙の勝敗結果は地元の事情をはじめ多くの要素が含まれている」との認識を示した。立憲民主党の蓮舫氏の質問に答えた。

蓮舫氏は自民党が3選挙区のうち2選挙区で公認候補を擁立しなかった理由を質問した。首相は「地元の関係者と協議したうえで選挙の対応を決定した」と答弁した。蓮舫氏は「2選挙区では国民の審判から逃げて『不戦敗』になった」と指摘した。

衆院3補選は28日に投開票日を迎える。自民党は東京15区、長崎3区で公認候補の擁立を見送った。島根1区が唯一の与野党対決となる。

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