秋田県由利本荘市の湊貴信市長は8日、道路や河川の早期復旧や農家への支援などを求める要望書を秋田県に提出した。

県庁を訪れた由利本荘市の湊市長は、佐竹敬久知事に、道路や河川、農地などの早期復旧や被害を受けた農家への支援を求める緊急の要望書を手渡した。

由利本荘市のまとめによると、8月1日時点の水稲・ソバ・果樹などの農作物被害は4億7000万円余り、農地や林道などの被害が11億円余り、市道や河川など土木関係の被害は72億円余りに上っている。

湊市長は「農家の皆さんも『今年度の収穫を諦めなければいけないのかな』という声も多くあるし、離農することまで考える農家も多くいる状況」と深刻な現状を訴えた。

要望書を受け取った佐竹知事は「県から農業土木系の職員を派遣する」などと話し、復旧に向けた支援を急ぐ考えを示した。

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