岐阜県池田町の岡崎和夫町長のセクハラ疑惑を巡り、第三者委員会は24日、町長のセクハラ行為を認定した上で、「辞職相当」とした調査報告書を提出しました。

 池田町の岡崎和夫町長(76)は約10年前、町長室で当時職員だった女性(30代)の手や尻を触ったなどのセクハラ疑惑が浮上し、第三者委員会が調査を行っていました。

 24日、町に提出された調査報告書では、アンケートや聞き取り調査で延べ15人が被害を受けたと回答し、キスをしようとしたり手を握ったりする行為のほか、町長室に呼び出し下半身を触るなどの行為が認定されました。

 その上で、町長の行為は「極めて悪質」で「改善する態度もみられない」として、「辞職相当」の意見を付けました。

 岡崎町長は24日朝、取材に対して「報告書は見ていない」とした上で進退について次のように話しました。

岡崎和夫町長:
「どういう風にするかということは、まだ全然決めていません。私は与えられた期間はあと2年半ありますので、今はやるつもりでいますので」

 岡崎町長は25日に会見を開く予定です。

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