立憲民主党の小沢一郎衆院議員が率いる党内グループ「一清会」は6日、国会内で会合を開き、9月の代表選挙での対応について、小沢氏に一任することを決めた。

会合後、小沢氏は記者団の取材に対し、「お盆明けには何らかの方向性を決めていかなければならない」と強調した。

小沢氏は、次の代表に必要な資質について「まとめきれる人だ」と指摘し、泉代表の党運営について「野党との人間的信頼関係がなくては話が進まない。残念ながらこの3年間進展してこなかった」と改めて厳しく批判した。

さらに、小沢氏は代表選に向けて、これまでに枝野幸男前代表、野田佳彦元首相、江田憲司元代表代行、馬淵澄夫元国交相、小川淳也前政調会長、重徳和彦衆院議員と会談したことを明らかにした上で、現時点ではこの6人から「選ぶしかない」と述べた。

一方で、小沢氏は自らの立候補の可能性を問われると、これを否定した上で「勝てる体制を作るのが役目だ」と語った。

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