衆議院静岡1区選出の上川陽子 外相が8月5日に地元・静岡市で国政報告会を開きました。ただ、9月に予定される自民党の総裁選については言及を避けています。

国内外を忙しく飛び回り、大臣の就任以来、地元になかなか戻ってくることが叶わない上川外相は開口一番、支援者に対し「11カ月ぶりに戻って参りました。ただいま!」と挨拶しました。

報告会の中で、上川外相は「日本の外相として、日本の国益を背負って、一意専心の思いで、この11カ月、脇目もふらず外交の現場で動かせてもらった」と就任からの激動の日々を振り返ると、この間に計18回の海外出張で延べ42の国と地域を訪れ、移動距離は39万2483キロに及ぶことを明らかに。

また、今後についても「外交の現場は時差がない。24時間365日動いている国際社会の中で、緊張感を持って外交に専念する」と決意しました。

一方で、9月に予定される自民党の総裁選については言及を避け、8月3日に地域の祭りに出席した際、参加者から「上を目指してね」と声を掛けられたというエピソードを披露したものの、それ以上踏み込んだ発言をしませんでした。

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