自動運転バスの視察を終え、記者の質問に答える岸田首相(31日、三重県多気町)=代表撮影

岸田文雄首相は31日に訪れた三重県内の視察先で、銃弾を防ぐ防弾パネルを使った。屋外イベントでの挨拶や記者団の質問に答える際に防弾パネルを間に立てた。13日に起きたトランプ前米大統領が選挙演説中に銃撃された事件を受けて、警備体制を強化した。

首相は31日に三重県多気町でデジタル技術を活用した地域振興施策を見て回った。多気町や周辺自治体も含む「デジタル田園都市の町宣言式」に出席した。

演台の上に分厚い透明のパネルが設置された。首相はパネルを前にデジタル技術を活用した地方創生の取り組みの支援強化を表明した。

2022年には安倍晋三元首相の銃撃事件もあり、要人警護は強化を迫られている。

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