兵庫県の斎藤知事がパワハラなどの疑惑を告発された問題で、県のナンバー4にあたる理事が、精神的な不調を理由に降格することが分かりました。

兵庫県の小橋浩一理事は、斎藤知事の肝いり施策である「若者・Z世代支援」などを担当し、告発文の中でも「知事選の事前運動を行った」などと疑惑を指摘されていました。

県などによると、小橋理事は精神的な不調を訴え、「業務執行上の自信がなくなった」として異動を希望していて、8月1日付けで部長級に降格することが分かりました。

一連の問題をめぐっては、片山安孝副知事も「県政の混乱を起こした責任を取る」として、7月31日付で辞職することになっていて、県の要職2人が抜けることになります。

一方で、斎藤知事は「県政を進めたい」と辞職を否定し続けています。

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