東南アジア4カ国を歴訪している自民党の茂木幹事長は29日、最初の訪問国インドネシアでアイルランガ経済担当調整相と会談し、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への加盟などを巡って意見交換した。

インドネシアを訪問中の茂木氏は、首都ジャカルタで政府要人や議会関係者らと相次いで会談。

経済分野を統括するアイルランガ氏との会談では、アイルランガ氏が「インドネシアとしてもTPPへの参加を検討したい」と述べたのに対し、茂木氏は「日本としてもできる限りの支援をしたい」と応じた。

また、OECD(経済協力開発機構)の加盟プロセスを巡る協力についても意見を交わした。

さらに茂木氏は、ライドシェア事業などを行う企業幹部とも面会。

茂木氏は、ライドシェアに加え、フードデリバリーやeコマース、送金ビジネスなど多様な事業を展開している点について、「日本より圧倒的に進んでいる。日本の今後の取り組みの参考にしたい」と述べた。

茂木氏はインドネシア国会のゴーベル副議長らとも会談した。

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