日本とアメリカの外務・防衛閣僚による協議、いわゆる「2＋2」が東京都内で開かれました。

最新情報をフジテレビ政治部・福田真子記者が中継でお伝えします。

約1年半ぶりの2＋2では、中国などへの対応を巡り、日米同盟のあるべき形が協議されました。

上川外相：
我々は既存の国際秩序を守り抜くために、同盟を絶え間なく強化をし、抑止力を高めていかなければなりません。

中国については共同発表文で名指しで非難して、「他者を犠牲にして自らの利益のために国際秩序を作り変えようとしている」などとしています。

また、アメリカ側は自衛隊との指揮・統制の枠組みを向上させるため、在日米軍を「統合軍司令部」として再編する方針を示しました。

そして、ウクライナ支援を続けるアメリカに輸出するため、日本での迎撃ミサイル「PAC-3」の生産拡大なども合意しました。

さらにアメリカの核兵器などで日本を守る「拡大抑止」について初めての閣僚会合を行いました。

この後、両国の閣僚が共同で記者会見を開く予定です。

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