大分県津久見市の津久見市役所の移転先を問う住民投票が21日行われ当初の計画通り、港の埋め立て地に建設する案が賛成多数となりました。

津久見市で行われた住民投票は老朽化した市役所の移転先を問うものです。

当初計画されていた「港の埋め立て地に建設する案」と「閉校になった中学校などを活用する案」のどちらかを選ぶ方法で行われました。
市の選挙管理委員会によりますと、開票の結果、「港案」が5770票で賛成多数となりました。「中学校活用案」は2669票でした。

また、投票率は63.13%となっています。

この結果を受けて石川正史・津久見市長は「私が提案した中学校活用案が多くの人に賛同してもらえなかったのは残念。港案については手続きを進めて8月には工事を始めたい」と話しています。

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