阪神・オリックスのリーグ優勝パレードを担当していた兵庫県の当時の課長が死亡していたことが分かりました。

斎藤知事のパワハラ疑惑などの告発文書の中では「元課長が業務に疲弊し、療養中だった」と指摘されていました。

兵庫県によると、亡くなったのは2023年、阪神・オリックスのリーグ優勝パレードを担当していた県の元総務課長で、今年4月に死亡しました。遺族代理人によると、自殺とみられます。

斎藤知事のパワハラ疑惑などを告発した元県民局長は、優勝パレードの資金集めで県の不正行為があり、元総務課長がその調整に苦しみ、病気療養していたと指摘していました。

県は総務課長の死亡から3カ月がたった7月23日、初めて県職員に通知したということで、斎藤知事は、24日の記者会見で「遺族の意向で公表していなかった」と説明しました。

【兵庫県・斎藤元彦知事】「改めまして元課長におかれましては、パレードへのご対応のご尽力、お亡くなりになられたことへのお悔やみを申し上げたいと思ってます」

その上で斎藤知事は、「県の不正行為はなかった」と話しています。

告発文を出した元県民局長も今月死亡していて、県議会が百条委員会を開いて、疑惑について調べています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。