自民党の渡海紀三朗政調会長は22日、党埼玉県連との政治刷新車座対話に出席し、9月の総裁選について発言した。「党員投票を先にオープンしたらどうかという意見がある」と話し、地方の声を反映する上で自身もそうすべきだという考えを示した。
車座対話の終了後、記者団に明らかにした。最終的には選挙管理委員会が決定すると説明した。その後、実現には「党大会で総裁公選規程を改正する必要」があると確認し、発言を撤回したい旨のコメントを出した。
党幹部が参加した各地の車座対話では総裁公選規程を変え、選挙でより地方の声を重視すべきだという意見が出た。渡海氏は党大会を開くのにも多額の資金が必要だという理由で、総裁選前の実施は難しいと言明していた。
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