フランスとドイツ、スペインの戦闘機などが19日、初めて同時に日本に展開し、航空自衛隊と共同訓練を行いました。

19日午前、茨城県の航空自衛隊百里基地に到着したのは、フランス軍の戦闘機「ラファール」です。
自衛隊は、放水で歓迎しました。

また、北海道の千歳基地には、ドイツ軍とスペイン軍の戦闘機「ユーロファイター・タイフーン」が相次いで着陸しました。

フランス・ドイツ・スペインは、いずれもNATO(北大西洋条約機構)の加盟国で、今回、3カ国合わせて30機余りの戦闘機や輸送機などが日本に飛来しました。

同じ時期に日本に展開するのは初めてのことで、自衛隊の戦闘機との共同訓練が行われました。

防衛省は、共同訓練の目的について「『自由で開かれたインド太平洋』の実現のための防衛協力のさらなる深化を図る」などとしています。

一方、ロシアや北朝鮮は、この訓練に激しく反発し、事前に大使館などを通じて抗議していました。

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