新庄北高・新庄南高が統合して2026年に開校する新しい高校について、市民グループが、新庄市の中心部に新たな校舎を建設するよう求める署名運動を始めた。

新校舎の建設を求めているのは、両校の同窓会や地元商工団体などでつくる「新庄新高校の新校舎の早期整備を実現する会」。

県の再編計画では、2026年4月の開校をめざす新高校について、全日制の普通科3学級・探究科2学級は新庄北高の校舎を改修して利用。定時制の普通科1学級は新庄南高の校舎を活用することになっている。

この計画に対し、「早期整備を実現する会」は「築50年の北高校舎は駅から遠く老朽化も激しい。中学生が通いたいと思える魅力ある高校にするには中心部に移す必要がある」と訴え賛同を呼びかけている。

(新庄新高校の新校舎の早期整備を実現する会・大場隆司代表世話人)
「新庄・最上地域の中学生たちがよそに出ていく現実がある。中心部に整備されれば街ににぎわいも感じられるようになる。多くの中学生に選ばれる高校に早くしていきたい」

署名は3万人分を目標にしていて、早ければ8月に県に提出される。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。