自民党東京都連会長の萩生田光一前政調会長は16日、7日の都議補選で自民が敗北した責任を取り、都連会長を辞任する考えを明らかにした。
萩生田氏は党本部で記者団に「指揮をとった私の責任は大きかった。皆さんと相談した結果、都連会長をひかせていただき、新体制の下で来年の都議選、参院選に臨ませていただくことを決めさせていただいた」と述べた。
7日の都議補選で自民は9選挙区のうち8選挙区で公認候補を擁立し、6選挙区で立憲民主党か共産党の候補と議席を争った。閣僚や党幹部が連日、応援に駆けつけるなど党を挙げて支援したが、結果は2勝6敗に終わった。
萩生田氏の地盤の八王子市でも自民新人が非自民系元職に約4万5000票の大差で敗北した。萩生田氏は自民党派閥の政治資金パーティー裏金問題を受けた党内処分で「役職停止1年」の処分を受けており、「国政の影響を大きく与えてしまった」などと述べていた。【高橋祐貴】
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