幕末の志士で長崎を拠点に活躍した坂本龍馬ゆかりの人気スポットが危機に瀕しています。
事態を打開しようとクラウドファンディングがスタートしました。
坂本龍馬は日本初の商社とされる亀山社中を設立しました。
跡地そばの長崎を見渡せる場所に多くの観光客が訪れるスポットがあります。
亀山社中ば活かす会 烏山和子さん
「こちらが龍馬のぶーつ像になります。亀山社中の設立130年を記念して、私たちの団体が作った」
KTN記者
「今、どこが壊れているんでしょうか」
烏山和子さん
「舵のところ。元々、回せるようにできていたが、皆さん回しすぎてしまって、その場しのぎの状態で金属と結束バンドで固定している」
亀山社中資料展示場を運営する「亀山社中ば活かす会」が、約30年前に(1995年)龍馬が履いていたとされる「ブーツ」と船の舵を設置しました。
舵の修理には100万円近くがかかりますが、新型コロナの感染拡大で資料展示場を閉鎖し収入が途絶えていたたため、多くの人から支援で資金を調達するクラウドファンディングで賄うことにしました。
支援をしてくれた人には金額に応じて缶バッジやTシャツなどの返礼品を用意しています。
烏山和子さん
「龍馬は船に大変ゆかりがある。景色を見ながら舵を回していただく、まずはそれが一番」
クラウドファンディングはインターネットで9月17日まで行われています。
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