関西電力は12日、原発から出る使用済み核燃料を一時的に保管する「乾式貯蔵施設」について、美浜原発と大飯原発への設置許可を国の原子力規制委員会に申請しました。
 
関西電力は、使用済み核燃料を一時保管する「乾式貯蔵施設」を美浜原発に1カ所、高浜原発と大飯原発に2カ所ずつの合わせて5カ所に整備する方針です。
 
2024年3月に県は、関電が設置の許可を求めて原子力規制委員会に申請することを了解し、既に高浜原発1カ所目の許可を申請しています。関西電力は12日、美浜原発と大飯原発の合わせて3カ所の設置許可を原子力規制委員会に申請しました。
 
乾式貯蔵施設での使用済み核燃料の保管容量は美浜原発が約100トン、大飯原発が約250トンで、関西電力は手続きが順調に進めば、2030年ごろまでの完成を目指すとしています。

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