去年7月の豪雨で土石流が発生し住民3人が犠牲となった唐津市浜玉の今坂地区で土砂を食い止める砂防ダムが建設されることになり12日工事の安全祈願祭が行われました。

唐津市浜玉町平原の今坂地区では去年7月の豪雨で土石流が発生し住宅2棟が流され住民3人が犠牲となりました。
災害から1年が経過し現地ではまだ多くの岩が残る中土石流が発生した谷の出口近くに砂防ダムが建設されることになり12日は工事関係者や地元住民など約30人が参加し安全祈願祭が開かれました。

【浜玉町今坂地区 筒井高宏区長】
「土石流の発生を予防するというのが主な目的になるので、家はなくなりましたけど安心して暮らせる。地区になったかなと思っている」

【唐津土木事務所 岸川俊介所長】
「なかなか難しい工事になりますけどできるだけ早く砂防ダムの設置を行い住民の安全安心に寄与していきたい」

砂防ダムは県が約3億7000万円の事業費をかけ建設し2026年から2027年までの完成を目指しています。

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