東京都知事選の蓮舫氏の大敗について語る立憲民主党の辻元清美代表代行(左)と西村智奈美代表代行(中央)=東京都千代田区のJR有楽町駅前で2024年7月8日午後4時48分、田中裕之撮影

 立憲民主党の辻元清美代表代行は8日、東京都内で記者団の取材に応じ、元参院議員の蓮舫氏が3位で終わった東京都知事選について「候補者(蓮舫氏)に相当寄り添ったけど落ち込みました」と振り返った。

 辻元氏は選挙期間中、立憲を離党した蓮舫氏とともに街頭演説に立つなど積極的に支援したが、蓮舫氏は小池百合子氏に大差を付けられ、既存政党批判を繰り広げた石丸伸二氏にも及ばなかった。

 蓮舫氏の街頭演説には多くの聴衆が集まっていただけに「政党としても私個人としても、やっぱりもう古くなったのかな、もう通用せえへんのかなとか、ちょっと思った」と弱気をのぞかせた。一方で「『そうは言うてられへんわ』と言って、またここに立っている。私たち自身がどうアップデートできるかということが問われてる」と前を向いた。【田中裕之】

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