2022年の大石知事の後援会組織などの収支報告書をめぐり、市民団体が迂回献金と疑われる記載があるとして知事に説明を求める要望書を4日に送付しました。

民主長崎県政をつくる会 山下優子 事務局長
「大石知事は迂回献金疑惑について、速やかに県民に真相を明らかにし、責任を明確にすること」

要望したのは市民団体「民主長崎県政をつくる会」です。

大石知事の後援会組織の2022年の収支報告書には、現職の県議の後援会組織から286万円を借り入れ、7万円あまりの利息とともに全額返済したと記載されています。

市民団体はこの286万円について、複数の医療法人から自民党の支部と県議を経由して後援会にわたる「迂回献金」にあたるのではないかと指摘しています。

市民団体は4日付けで後援会に要望書を郵送し、知事の見解をできるだけ早く県民に説明するよう求めています。

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