共産党の田村智子委員長は4日の記者会見で、在沖縄米兵の性的暴行事件を巡り、衆参両院の予算委員会の閉会中審査を開催するよう要求した。「岸田文雄首相が事実関係や政府対応の全容を明らかにするべきだ」と述べた。

2023年以降、米兵による性的暴行事件5件が報道発表されなかったのは「政治的思惑による隠蔽ではないか」と対応を疑問視した。4月の日米首脳会談や6月の沖縄県議選への影響を考慮した可能性を指摘した。

事件に関連し、衆院は4日までに、沖縄北方特別委員会の理事懇談会を10日に開き、関係省庁から経緯を聴取することを決めた。

〔共同〕

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