核兵器廃絶の思いを伝えるため、アメリカを訪れた被爆者などの活動を記録したドキュメンタリー映画が完成し、上映会が開かれました。

映画「Last Message」は2023年11月に「被爆者手帳友の会」の被爆者など10人が約2週間にわたり、アメリカで被爆体験やその後の経験を語り、対話した記録をまとめたものです。

このほど長崎市で約120人が参加して上映会が開かれ、渡米した被爆者などが当時の出来事を振り返りました。

県被爆者手帳友の会 朝長万左男 会長
「将来は(核兵器を)なくさないといけない、それをどうなくすか自分たちには方法がわからない」「僕らが次に行った時の対話のテーマになってくる」

作品ではアメリカの核兵器に対する認識の違いにどう向き合うかなど葛藤が描かれています。

訪れた人
「アメリカの若い世代の方との対話交流がすごく大事だなと見てて感じた」

映画は東京などでも上映が予定されています。

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