海上自衛隊の隊員が、潜水艦の修理の契約先から金品を受け取っていた疑いがあることがわかり、防衛省が調査しています。

防衛省の発表によりますと、潜水艦の修理に関する契約を巡り、海上自衛隊の潜水艦の乗員が川崎重工業から金品を受け取るなど、不適切な行為の疑いがあることが、4月に発覚しました。

川崎重工業などによりますと、潜水艦の修理などを行う神戸造船工場の部署が、下請け企業と架空の取引を行って資金を捻出し、金品や物品の購入、飲食に充てていたとみられます。

防衛省は、調査委員会を立ち上げ事実関係の確認を進めていて、自衛隊員倫理法などに違反していれば、処分を科すとしています。

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