高校生に地元企業の特徴や魅力を知ってもらおうと職場を見学するバスツアーが米沢市で行われた。
このバスツアーは、置賜総合支庁が地元に就職を希望する若者の確保を目的に、管内の大学・高校や企業と協力して毎年行っているもの。今年度、初回となった3日には、米沢商業高校の2年生80人がグループに分かれ市内の企業を訪れた。このうち、米沢食肉公社では食肉加工現場の見学や、商品の試食が行われた。生徒たちは、国内有数のブランド・米沢牛をはじめとする安全でおいしいお肉を提供するため熱心に働く社員の姿から、自らの将来像を真剣に考えていた。
(生徒)
「あまり肉を加工する場面を見る機会はないと思うので、見られてよかった。こうした職業のいいところを(バスツアーを通じて)いろいろ知れたらいい」
次回の企業見学バスツアーは9月に行われる。
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