工事業者に入札情報を漏らしたとして逮捕された岐阜県池田町の前町長が、業者から現金100万円を受け取った収賄の疑いで再逮捕された事件で、前町長は賄賂を受け取った後、入札に参加させるよう指示したとみられています。

 岐阜県池田町の前の町長・岡崎和夫容疑者(76)は2022年2月、町が発注する工事の入札で便宜を図る見返りとして、大垣市の電気工事会社・社長の男性から現金100万円を受け取った収賄の疑いで7月1日、再逮捕されました。

 その後の捜査関係者への取材で、岡崎容疑者が現金を受け取ったあと、町の職員に問題の業者を指名競争入札に参加させるよう指示したとみられることがわかりました。

 賄賂のやり取りは業者の側から持ちかけたとみられていて、警察は社長の男性についても任意で調べを進めています。

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